千丈滝はどこですか?
・
・
・
・
鳥取県の滝めぐり、最後は鱒返しの滝の近くの千丈滝に向かいました。
雄滝橋を渡り左手に「滝のぼり登山口」の立て札がちらりと見えるとすぐに千丈滝展望駐車場に到着です。
千丈滝は雄滝、雌滝の二つの滝からなり、船上山の屏風岩と呼ばれる断崖から落ちる100m級の滝なのです。
屏風岩はギアナ高地のテーブルマウンテンのような地形で、山の上にプチテーブルマウンテンが乗っかってるようなのが船上山なのです。
が、ここで問題が・・・。
あたり一面の霧とリサーチ不足のため千丈滝の場所がわからない・・・。
千丈滝は登山道を進んだ先の千丈のぞきと呼ばれる展望台から遠望できるはずなのですが・・・。
そこまでの登山道が見つからないのです。
ネットで確認した登山道は草原を伸びる風の登山道だったはず。
先ほどの雄滝橋横の立て札の登山道は林の中へまっしぐらの登山道で、明らかに違うような・・・。
しかし、手がかりはこの登山道のみ。
しばらく思案したあげく、ここに入ってみることに。
登山道はすぐに急峻な山道に・・・。
しかも真っ直ぐです・・・。
蛇行せず真っ直ぐ山頂に伸びています・・・。
しんどい・・・。
滝に着くのかもわからず、延々つづく先の見えない山道は精神的にきつい。
登り始めたのは確か2時30分くらい。
3時までになんの手がかりもなければ引き返そうと決める・・・。
30分たっても山道はまだまだ伸びています。
このまま山頂まで行ってしまうのでは・・・。
苦い思い出が頭をよぎります。
高知の程野の滝の大樽の滝・・・。
延々歩いて着いた先は滝口・・・。
滝が見えないパターンですか?
あと10分登ってみて辞めようと思った矢先、山頂に向いていた山道は90°折れて右に伸びています。
この横道がまたゴーロ状でしかも滑って歩きにくい。
慎重に進むこと数分、目の前が開け遠くにプチテーブルマウンテンが・・・。
どこに出ましたか?
と!!さらさらと水の音が聞こえます。
横道を少し進むと・・・滝!
ありました。
ネットで確認してきた雄滝のようです。(1~3枚目)
ここから横道は更につづき、数分で雌滝に到着することができました。(4,5枚目)
両滝とも滝直下からは全容が見えず、100m級の滝としては物足りません。
やはり、ここは遠望して滝の全体像をつかむことが必要のようです。
千丈のぞきへのリベンジを考えつつ山を下り駐車場に戻ると少し霧が晴れたよう。
山を振り返ると登る前は見えなかった屏風岩、そしてかすかに白い筋が見えます。
あそこか・・・千丈滝は。
ただ見えるのはわずか。
どちらにしろここからでは全貌は見えないようです。
またいつか鱒返しの滝と合わせてリベンジ。。。
| 固定リンク
「 ZD 12-60mmSWD」カテゴリの記事
- 御来光の滝!2013Ⅱ。(2013.11.04)
- 御来光の滝!2013。(2013.11.03)
- E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。(2013.10.20)
- アサギマダラ。(2013.10.19)
- 唐岬ノ滝。(2013.10.18)
「 E-5」カテゴリの記事
- 今日のだるまさん。(2014.02.20)
- 御来光の滝!2013Ⅱ。(2013.11.04)
- 御来光の滝!2013。(2013.11.03)
- E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。(2013.10.20)
- アサギマダラ。(2013.10.19)
コメント
千丈滝、直下まで行かれたんですね。
前回のコメントのように私は家内連れだったのでここは遠望のみでした。やはりかすんでいましたが。
程野・大樽の滝は、滝上部にしか出られないことをあらかじめ教えてもらっていたので、トライしていません。
同じような思いをしたのは、瀬戸川、細野の滝を訪れたときでしょうか。ここは殆ど沢登りだったのですが、次の岩を回れば見えるだろうか…の思いの繰り返しで2時間近くを費やした記憶があります。そうして辿り着いたときの感動は格別ですよね。
投稿: yamto | 2011年6月29日 (水) 08時10分
yamtoさん、こんばんは。
苦労して辿りついた滝には思い出深いものがありますね。
細野の滝というのはまだ行ったことありませんが、
2時間ほどの沢登りとはかなり大変なところのようですね。
いつかチャレンジしてみたくなりました。
投稿: まっすー | 2011年6月29日 (水) 23時27分